金川創

金川創弁護士は、金川国際法律事務所の代表弁護士。国内外の企業の代理人として、M&A、買収ファイナンス、プロジェクトファイナンス、コーポレートファイナンス、その他の企業法務及び金融法務に数多く携わっている。

特に、M&A分野においては、数多くの上場、非上場の事業会社やPEファンドを代理して、合併、株式交換、会社分割、事業譲渡、公開買付け、ジョイントベンチャー、PIPEs、戦略的資本提携等に関与しているが、買収に際して併せて資金調達も企図されている取引において、資金調達面も含めた幅広いアドバイスをワンストップで提供している点に特徴がある。また、比較的難しい交渉を要するとされる私的整理や企業再生といった破たん処理場面において、買収者側・被買収者側双方を代理した経験を有するのみならず、敵対的買収交渉に関与した実績も有する。

さらに、最近は、日本企業による海外企業の買収に力を入れると共に、国内においては、再生可能エネルギー分野における開発、ファイナンス、買収案件にも力を注いでいる。

代表的案件

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インバウンド・ディール

  • Sonnedix Group(JP Morgan Asset Managementのインフラストラクチャー投資ファンド(JPM IIF)から、その過半を超える資金の拠出を受ける独立系発電事業者(IPP))による日本の固定価格買取制度に基づく複数の太陽光発電プロジェクトの買収、開発及び資金調達に関連して、Sonnedix Groupを代理(2013年~現在)。
  • ウェンディーズ・ジャパン合同会社によるサントリーホールディングス株式会社からのファーストキッチン株式会社の全株式の買収交渉、及びロングリーチグループによるウェンディーズ・ジャパン合同会社ヘの出資交渉に際し、ウェンディーズ・ジャパン合同会社及び同社の親会社のヒガ・インダストリーズを代理(2016年6月公表案件)
  • 海通國際證券集團有限公司(Haitong International Securities Group Limited)によるジャパンインベスト・グループ・ピー・エル・シー(東証マザーズ上場)の現金を対価とする100%子会社化取引に関して、海通國際證券集團有限公司を代理(英国法に基づき、香港上場企業が日本の上場企業の買収を図った第一号案件)。
  • サムスン電子によるシャープ株式会社に対する約104億円(同社総発行株式数約3%相当)の出資交渉に関して、サムスン電子を代理。
  • CLSAキャピタルパートナーズによる韓国LG Household & Healthcareに対する健康食品通販エバーライフ社株式の3.1億米ドルでの譲渡において、CLSAキャピタルパートナーズを代理。
  • TPGキャピタルによるNIS Group及び中国子会社への約3億ドルの投資、ならびに当該投資に先駆けて実行されたブリッジ・ファイナンス(100億円)に際して、TPGキャピタルを代理。TPGキャピタルのNIS Groupからの撤退に際して、TPGキャピタルを代理。
  • シティーグループによる日本において行ってきた銀行、証券などを含むビジネスを一体として運営することを可能とする持株会社および銀行の設立を含む大規模な組織再編に際してシティーグループを代理。
  • 英国の大手通信事業者BT Groupとの間のグローバルアウトソーシングサービス合弁事業立上げに際して、KDDIを代理。

アウトバウンド・ディール

  • ミスミグループ本社による米国Dayton Progress CorporationとAnchor Danly CompanyのComponents事業のConnell Limited Partnershipからの約2億米ドルでの買収に際して、ミスミグループ本社を代理。
  • ABCマートによる米国LaCrosse Footwear., Inc(NASDAQ上場)に対する約138百万米ドルでの公開買付け等を通じた100%子会社化に際して、ABCマートを代理。
  • みらかホールディングスによる米国Caris Life Science, Incの病理検査事業の約725百万米ドルでの買収に際して、みらかホールディングスを代理。
  • マネックスホールディングスによる米国TradeStation Group., Incに対する公開買付けを通じた100%子会社化手続資金として供与された買収ファイナンスに関して、新生銀行を代理。
  • 東証一部上場会社によるNY証券取引所上場会社からの米国及びヨーロッパのビジネス買収に係る入札手続に際し、当該東証一部上場会社を代理。
  • DBS Group HoldingsによるDBS Asset Managementの日興アセットマネージメントに対する約1億ドルでの売却に際して、DBS Group Holdingsを代理。

コーポレートファイナンス

  • 株式会社ニラク・ジー・シー・ホールディングスの香港証券取引所ヘの新規上場に関連し、同社のスポンサーを務めたShenyin Wanguo Capital (H.K.) Limitedを代理。
  • 株式会社ファーストリテイリングによる香港証券取引所への上場に関連し、同社の預託銀行であるJPモルガン・チェース銀行を代理。

敵対的買収

  • 東京放送との統合提案に関して、楽天株式会社を代理。
  • 公開買付けによる北越製紙株式会社の過半数株式取得(最大買収金額15億米ドル)に向けて王子製紙を代理。

商事紛争

  • FCレジデンシャル投資法人による新投資口発行にかかる差止仮処分手続(認容)(東京地決平成22・5・10商事判例1343号21頁)、役員解任及び選任請求、並びに清算手続開始請求において、Starwood Capital Group Global, LLCを代理。
  • 楽天による東京放送に対する会計帳簿閲覧謄写仮処分命令申立事件(東京地決平成19・6・15金融・商事判例1270号40頁)及び同閲覧謄写請求事件(東京地判平成19・9・20判タ1253号99頁)において楽天を代理。
  • 三菱商事黒鉛電極カルテル株主代表訴訟(東京地判平成16・5・20判時1871号125頁)において三菱商事を代理。

電力関連ディール

  • Sonnedixによる日本の固定価格買い取り制度に基づく複数の太陽光発電プロジェクトの開発、買収及び資金調達に関連してSonnedixを代理
  • 東証一部上場会社によるチリ発電所買収にかかる入札手続に際し、当該東証一部上場会社を代理。

その他

  • キリンホールディングスによる株式交換を通じたメルシャンの100%子会社化において、キリンホールディングスを代理。
  • CSKホールディングス(現SCSK株式会社)のACAによる優先株出資、銀行団によるDES等、総額約1000億円の資本・負債リストラクチャリングにおいて、CSKホールディングスを代理。
  • (株)エコグリーン(TOKYO PRO Market上場会社)の非公開化を目指した一連の取引に際し、同社の代表取締役であり筆頭株主である石井光暢氏とジャパン・リニューアブル・エナジー(株)の100%子会社との間で執り行われた一連の交渉において、石井氏を代理(2015年7月公表)。

著者、著述等

「米国企業買収に係る買収ファイナンス実務の留意点」 旬刊金融法務事情(1934号)2011年
「日本企業による香港上場の実務とその課題」 旬刊金融法務事情(1927号)2011年
「中国における動産・債権等担保融資(ABL)の可能性」 旬刊金融法務事情(1962号)2013年、共著
「振替制度下での買収ファイナンス」 旬刊金融法務事情(1861号)2009年
「シンジケートローンの実務(改定版)」 金融財政事情研究会、2007年刊、共著
「企業再生の法務」 金融財政事情研究会、2003年刊、共著

セミナー

「米国M&A交渉上の留意点」(金融財務研究会) 2014年3月
「クロスボーダーM&Aに不可欠な国際的な視点からの独禁法対応戦略」
(ポールヘイスティングス・M&Aセミナー)
2014年2月
「中国消費市場へのブランド戦略としての香港上場セミナー」(KPMGジャパン主催) 2014年1月
「Corporate Merger: Tokyo Electron/
Applied Materials Merger a Game Changer 」
(Jefferies Japan Expert Summit)
2013年11月
「米国M&Aにおける交渉ポイント」(金融財務研究会) 2012年11月
「米国企業買収の実務(2)」(ポールヘイスティングス・M&Aセミナー) 2012年6月
「米国M&A契約交渉上の留意点」(金融財務研究会) 2012年5月
「米国企業買収の実務」(ポールヘイスティングス・M&Aセミナー) 2012年4月
「米国企業買収に関わる買収ファイナンスの実務と法務」(FNコミュニケーションズ) 2012年3月
「日本企業による米国M&Aにおける買収ファイナンスの実務」(金融財務研究会) 2011年11月
「日本企業による香港上場の法務と実務」(FNコミュニケーションズ) 2011年10月
「メザニンファイナンスの諸論点と最新実務」(ストック・リサーチ) 2011年10月
「日本企業による香港上場の実務」(ストック・リサーチ) 2011年7月
「電力セミナー」(モルガン・スタンレーMUFG証券) 2011年7月
「シンジケートローンの法的実務」(FNコミュニケーションズ) 2006年7月

経歴

1994年 司法試験合格
1995年 東京大学法学部第一類卒業
2000年 司法研修所卒業。弁護士登録
2004年 南カリフォルニア大学LLM

職歴

1995年~1998年 丸紅株式会社 法務部勤務
2000年4月~2003年6月 森綜合法律事務所(現森濱田松本法律事務所)
2004年8月~2005年8月 Blake Dawson Waldron (現Ashurst)
2005年9月~2006年6月 森濱田松本法律事務所
2006年7月~2012年3月 Skadden, Arps, Slate, Meagher & Flom
2012年3月~2014年8月 Paul Hastings コーポレート部門 パートナー
2014年8月 金川国際法律事務所創設

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